東アジアにおけるトランスナショナルな文化の伝播・交流―メディアを中心に―
Synopsis:本書以台灣、日本及整個東亞的文化交流與傳播為軸心,審視傳播文化的媒體之演變與文化傳承方式的關係,探討異文化如何透過媒體,相互影響,進而產生新的文化。在本書中,以「文學」、「思想」、「語言」之三種範疇,探討媒體所帶來的文化重建現象。希冀以「媒體」為主題、打破以往既有的學術框架(亦即是大學裡的學系分類),提供一個跨領域的討論空間是本書最大之目的。本書は、台湾・日本を含めた東アジアにおける文化交流・伝播の様態に迫り、異文化がどのようにメディアを通じて、どのように影響し合い、そしてどのような新しい文化が形成されるかを考えるものである。ここでは「文学」「思想」「言語」という三つの視点から、メディアによる文化の再形成について検討しているが、「メディア」を取り入れることによって、既存の学問領域、すなわち大学の学科に分類されるような枠を超えて、横断的に議論する場を作るというのが、本書の目的である。
ISBN:9789863501763
Language:Other Language
Author:梁蘊嫻 編
Author Biography:梁蘊嫻
東京大學大學院總和文化研究科博士。專攻比較文學比較文化、日本江戶文學、圖像學。博士論文題目為: 「『江戸文学における『三国志演義』の受容』―「義」の概念と挿絵の世界を中心に―」。曾任交通大學人文社會與科學研究中心博士後研究員,目前為元智大學應用外語系助理教授。代表著作有:「『諸葛孔明鼎軍談』における『三国志演義』の受容とその変容―「義」から「忠義」へ―」(『比較文学研究』83 号、2004 年3 月 )、「模倣と創造―『絵本三国志』における『三国志演義』遺香堂本の受容―合戦場面を中心に―」(『日中芸術研究第38号』、2012年12月)、「江戸の『絵本三国志』は明の『三国志演義』呉観明本・周曰校本をどう受容したか―人物描写からみるその実相―」(瀧本弘之・大塚秀高編『中国古典文学と挿画文化』、アジア遊学、東京・勉誠出版、2014年2月)、「村上春樹『ノルウェイの森』論―死生観とセックス描写とのかかわり―」(『比較文学・文化論集』第33号、2016年3月)等。